2022年5月14日に「日本シティズンシップ教育学会 第3回研究集会」をオンラインにて開催いたします。今回は「ユース・エンパワーメント:18歳成年時代の若者は、市民としてどう育っていくのか」をテーマに置き、参加者間の交流も含めて計画しており、会員を問わず参加できますので、皆様におかれましては、ご予定の程、なにとぞよろしくお願いいたします。
テーマ
「ユース・エンパワーメント:18歳成年時代の若者は、市民としてどう育っていくのか」
趣旨
18歳成年時代。2022年4月に、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、18歳、19歳のおよそ200万人以上が成年となります。OECDでも35の加盟国のうち32カ国、既に18歳を成人年齢と定めており、特に北欧諸国では、市民社会をつくる市民育成が行われています。
今大会では、この18歳成年時代を迎えた今、改めて、「責任ある創造的な社会の一員は、どのような経験、学び、きっかけで育つのか」を問いとし、対話を深めていきます。第一部では、「ユースエンパワメント」をテーマに、さまざまなきっかけを経て、社会に参画している10代、20代を迎え、北欧におけるシティズンシップ育成にもフォーカスを当てながら、この問いを深掘りしていきます。
第二部では、第一部での気づきや学びをもとに、参加者同士の対話を深めていきます。
私たちは、学校教育、社会教育、また家庭での教育など、さまざまな形で、市民育成に携わっています。混沌とした社会を、より豊かで質の高い社会作りにつなげていくために、18歳成年時代を共に考え、より良いスタートにつなげていきましょう。
スケジュール
2022年5月14日(土)15:00~19:00(JST):参加申し込みフォーム
- 15:00 開会挨拶
- 15:10 基調講演:両角達平氏 「北欧の民主主義教育について」(10分質疑応答含む)
- 15:50 パネルディスカッション「ユース・エンパワーメント:18歳成年時代の若者は、市民にどう育っていくのか」
- モデレーター:杉浦 真理氏 立命館宇治中学校・高等学校 教諭
- パネリスト:
- 両角達平氏 日本福祉大学社会福祉学部専任講師
- 能條桃子氏 NO YOUTH NO JAPAN 代表
- 立命館宇治高等学校社会科サークルメンバー
- 16:40 休憩
- 16:50 参加者ダイアログ
- 17:20 シェアリング
- 17:30 クロージング
- 18:00 情報交換会
- 19:00 終了