第5回研究集会 開催のお知らせ(2024年5月12日)

EVENTS

2024年5月12日に「日本シティズンシップ教育学会 第5回研究集会」を同志社大学今出川校地(対面・オンライン併用、ハイブリッド形式)にて開催いたします。今回は「『グローカル・コミュニティ』をめざしたまちづくりのために小中高生の意識をどう育てるか」をテーマに置き、参加者間の交流も含めて計画しており、会員を問わず参加できますので、皆様におかれましては、ご予定の程、なにとぞよろしくお願いいたします。

テーマ

「『グローカル・コミュニティ』をめざしたまちづくりのために小中高生の意識をどう育てるか」

趣旨

 21世紀になって,私たちの身近な地域やコミュニティでは,グローバルとローカルが入り混じった社会や文化のグローカル化が加速度的に進むようになりました。そこでは,速やかにあるいは緩やかに,積極的あるいは消極的なできごとが日々様々に起こっています。ちなみに,シティズンシップ教育の究極の目標は,参加型の民主主義社会を支える市民を育てる(日本シティズンシップ教育学会設立趣意書)ことにありますが,一方で,社会的・経済的格差の拡大や政治的疎外感の増大など,肝心要の「民主主義」が必ずしもうまくいっていないのでないかという危機感も広がりつつあります。

 このような時であるからこそ,グローカル・コミュニティをよりポジティブにさらにアクティブに発展させていくために,私たちは,どのような意識や能力を未来の世代に託していけばよいのでしょうか。シティズンシップ教育にとっての大きな課題とも言える「グローカル・コミュニティをめざしたまちづくり」を視点に,理念や理論,試行や実践の両側面から,本集会の舞台である近畿(関西)に事例や取り組みを拾いながら,これからのシティズンシップ教育の在り方について考えたいと思います。

開催概要

  • 日時:2024年5月12日(日)13:00~16:20(JST)(終了後、情報交換会[17:30~19:00]を行います:酔心 京都駅前店 *先着20名)
  • 申込受付:参加申込フォームにて行います。
  • 開催方式:ハイブリッド型(対面+オンライン)
  • 会場:同志社大学今出川校地(京都市上京区今出川通烏丸東入)良心館105,106,107教室
  • オンライン参加:zoom
  • 登壇者:
    • 藤原孝章(同志社⼥⼦⼤学名誉教授)
      • 「グローカル・コミュニティ」をめざしたまちづくりのために⼩中⾼⽣の意識をどう育てるか ―Glo-cal Citizenship は可能か―
    • ⻑瀬拓也(同志社⼩学校教諭)
      • グローカル社会の中で地域から学び、地域に提案する ―社会科でまちづくりを考える―
    • 池田花笑子(大阪市立中之島小中一貫校(令和6年度4月開校)教頭)
      • 未来に⽣きる⼦どもたちのキャリア発達を考える ―グローバル・シティズンシップを育む教育課程の構造―
  • 参加費:対面参加者のみ現地で参加費をお支払いください。
    • 会員(一般):1,000円
    • 会員(学生):無料
    • 非会員(一般):2,000円
    • 非会員(学生):1,000円
    • ※オンライン参加の方は一律無料です
  • 情報交換会会費:4,000円

※入会をお考えの非会員の方も参加可能となっておりますので,ご関心のある方にもお声がけをいただけますと幸いです。

〈総務〉日本シティズンシップ教育学会 第5回研究集会実行委員長 水山光春(京都教育大学名誉教授)

〈運営〉日本シティズンシップ教育学会 第5回研究集会実行委員会:荻原彰(京都橘大学)、小栗優貴(京都教育大学)、香戸美智子(京都外国語大学)、中善則(花園大学)、森口洋一(同志社大学)
日本シティズンシップ教育学会事務局 大会・研究集会担当:玉井慎也(北海道教育大学釧路校),野嵜雄太(北海道教育大学函館校),米山翔真(群馬常磐学園常磐高等学校)

〈文責〉日本シティズンシップ教育学会事務局次長 玉井慎也(北海道教育大学釧路校)