第13回は日本シティズンシップ教育学会理事の名嶋義直先生にご登壇をいただきまして「主権者教育から民主的シティズンシップ教育へー異論、対話、複数性」と題し、講座を開催いたします。本日より申し込みを開始いたしますので、ぜひお申込みください。
※入会をお考えの非会員の方も参加可能となっておりますので、ご関心のある方にもお声がけをいただけますと幸いです。
日時 | 2024年5月26日(日)16:30~18:00 |
場所 | Zoom(IDならびにPASSはお申し込みをいただいた方に後日ご連絡いたします) |
タイトル | 主権者教育から民主的シティズンシップ教育へー異論、対話、複数性 |
登壇者 | 名嶋 義直 先生(琉球大学) |
参加費 | 無料 |
登壇者より
今回の特別講義では「主権者教育」と「シティズンシップ教育」との違いから対話を始めたいと思います。まず,私が【主権者教育推進会議の中間報告・最終報告】※を読んで感じたことや考えたことを話題提供します。次に,民主的シティズンシップ教育(ドイツの政治教育)を取り上げ,「対話」を積み上げる実践を下支えするものとして,「複数性」や「異論」が重要ではないかという私見を提示します。そのあとで,全体的な意見交換を行いたいと思います。本講座に直接関係する参考文献としては,以下の論文をご参照ください。
名嶋義直(2022)「第7章 民主的シティズンシップ教育のローカライズを考える—「対話を積み上げるための「異論」「複数性」「政治性」」,稲垣みどり・細川英雄・金泰明・杉本篤史(編著)『共生社会のためのことばの教育ー自由・幸福・対話・市民性』明石書店,pp.200-238.
※ 文部科学省が主権者教育について,公職選挙法の改正(18歳選挙権)に伴って「教育再生懇談会」 の議論を継承しつつ行った会議である。ここでの議論も契機となり,高校で「公共」が新設された。 【参考URL】https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/142/index.htm
情報交換会
ミニ講演会&ディスカッションのあとには、参加者同士の情報共有やネットワークづくりを目的とした情報交換会を開催いたします。お飲み物等をご用意の上、引き続きご参加ください。
日時 | 2024年5月26日(日)18:15~19:30 |
場所 | Zoom(ミニ講演会&ディスカッションと同じIDを使用します) |
<今後の予定> 今後も引き続き特別講座を開催します。
〈総務〉日本シティズンシップ教育学会事務局運営責任者 由井一成(早稲田大学)
〈運営〉日本シティズンシップ教育学会事務局第13回特別講座担当 小野太郎(伊丹市立摂陽小学校)
〈文責〉日本シティズンシップ教育学会事務局特別講座広報案内担当 田中崚斗(広島大学大学院)