2023年5月13日に「日本シティズンシップ教育学会 第4回研究集会」を早稲田大学にて開催いたします。今回は「ボランティアとシティズンシップ教育(社会貢献活動がもたらす個人と社会の変容)」をテーマに置き、参加者間の交流も含めて計画しており、会員を問わず参加できますので、皆様におかれましては、ご予定の程、なにとぞよろしくお願いいたします。
テーマ
「ボランティアとシティズンシップ教育(社会貢献活動がもたらす個人と社会の変容)」
趣旨
ボランティアをはじめとする社会貢献活動の教育的効果は、シティズンシップ教育の文脈においても盛んに議論されてきた。近年では高校生・大学生が自らのボランティア体験や社会貢献活動を共有し、その輪を広げようとする取り組みも各地で行われている(一例として「世界こどもの日 ユースフェスティバル」〔https://youthfestival.jp〕)。ここに集う人々は、社会課題に対するそれぞれの見方を語らう中で、参加者同士の繋がり(コラボレーション)を生み出すきっかけを得てきた。一方で、このような連携に向けた取り組みが十分に拡大しているとは言い難い。各個人や団体の熱心な活動も、有効なコラボレーションが実現しない場合、その目的が硬直化してしまい、期待される成果も学習効果も限定的なものとなってしまう傾向にある。時代の要請に柔軟に対応した持続可能な活動、ひいては個人や社会の変容へとつながる実践は、いかにして生み出されるのであろうか。
シティズンシップの本質として、社会参画・社会貢献という目的はその土台となるものである。この観点に基づき、参加者同士が繋がりあえる教育の可能性、更にはユース世代のシティズンシップ向上について、参加者とともに検討したい。
スケジュール
- 日時:2022年5月13日(土)15:00~18:00(JST):(参加申込フォームは3月末日開設予定です)
- 会場:早稲田大学(4月下旬に詳細をお知らせいたします)
- 登壇者:
- 講演者:二ノ宮リムさち(東海大学)& 由井一成(早稲田大学)
- 司会兼指定討論者: 辰野まどか(GiFT)
- 指定討論者:小林亮(玉川大学)
タイムテーブル
詳細が決定次第、お知らせいたします。