第3回大会 開催のお知らせ(2022年12月10日)

EVENTS NEWS

2022年12月10日(土)に「日本シティズンシップ教育学会 第3回大会」を九州大学伊都キャンパスにて「シティズンシップ教育が平和に貢献できる可能性とその限界」をテーマに開催することといたしました。詳細については、以下の通りとなります。皆様におかれましては、ご予定の程、なにとぞよろしくお願いいたします。なお、今後の新型コロナ感染状況等により、開催方法の変更がありうることをご留意ください。

1.主催 

日本シティズンシップ教育学会(JACED)

2.会場

九州大学 伊都キャンパス イーストゾーン イースト2号館(福岡市)※「伊都キャンパスマップ[PDF]」で、82番の建物です。

3.期日 

2022年12月10日(土) 9:00~17:15 

4.開催形式 

対面 ※但し、今後の新型コロナ感染状況等により、オンラインでの開催に変更となる場合があります。

5.当日のスケジュール(予定)

  • 9:00~10:00     受付
  • 9:30~12:30     個人研究発表
  • 13:30~14:30   会員総会
  • 14:45~17:15   シンポジウム

※個人研究発表の申込数などにより、当日のスケジュールが変更になる場合があります。その場合でも、個人研究発表は午前、シンポジウムは午後に行います。

6.大会テーマと趣旨 

「シティズンシップ教育が平和に貢献できる可能性とその限界」 

本年2月より続くウクライナ問題は、世界に大きな衝撃を与えています。この問題は、大国が武力で国境線の変更を要求する点で戦後国際秩序に対する挑戦であり、また、一般市民や民間施設が攻撃対象となり、数十万に及ぶ人々が難民化している点で人権・人道上の危機であり、さらに、経済制裁に伴い資源・穀物価格の高騰と金利引き上げがもたらされるといった経済問題の側面も有しています。日本においても、外交・経済上の問題のみならず、防衛政策、難民受け入れなどの分野で、これまでの方針を大きく転換する契機となっています。

このような事態に接し、本学会でも5月に緊急特別講座「ウクライナ問題を教室で語らうとすれば」を開催しました。この緊急特別講座での議論を受け、本大会では、さらに平和教育や平和構築への貢献という視点から、シティズンシップ教育の可能性と限界について議論を深めて参りたいと考えています。

周知のとおり、戦後の日本では平和教育の伝統が続いてきました。かつての平和教育では、空襲・原爆・沖縄戦など、戦争の悲惨さを強調する傾向にありました。近年の平和教育では、自衛隊や在日米軍の問題、核兵器と軍縮の問題、民族問題など主題が拡大しており、海外などを中心に、平和教育の核に紛争解決や対話を据える立場も広がっています。こうした平和教育と、参加民主主義社会の担い手を育成するシティズンシップ教育とは、どのような関係にあるのでしょうか。平和教育の観点からは、シティズンシップ教育の強みや弱みはどこにあるのでしょうか。また、目下の戦争を時事問題としてシティズンシップ教育で取り上げるには、どのような配慮が必要でしょうか。こうした諸問題を、登壇者の先生方、参加される皆様とご一緒に考えて参ります。

7.シンポジウム                                               

報告者

松井ケテイ(清泉女子大学)

専門は、包括的平和教育・多文化理解・建設的交渉法・対立解決法。共著に、『幸福へのアプローチ』(里文出版・2001年)、地球市民学研究会編『地球市民学のすすめ』(清泉女子大学地球市民学科・2006年)、など。

名嶋義直(琉球大学)

専門は、言語学・批判的談話研究。著書に、『批判的談話研究をはじめる』(ひつじ書房・2018年)、など。共著に、『民主的シティズンシップの育て方』(ひつじ書房・2019年)、『右翼ポピュリズムに抗する市民性教育―ドイツの政治教育に学ぶ』(明石書店・2020年)、など。

辰野まどか(一般社団法人グローバル教育推進プロジェクトGiFT)

GiFT代表理事として、グローバル・シティズンシップ育成に関して国内外でプロデュース・研修・講演など精力的に活動。共著に、『世界で学ぶ、働くことは生きること』(書肆侃侃房・2021年)。

中野孝太(福岡県立香住丘高等学校)

地理歴史・公民科の教諭として、広島大学、福岡県教育センター等で実践報告するなど実践と研究とを架橋。九州大学大学院法学府修士課程(政治学専攻)修了。修士論文のテーマは、「ガート・ビースタの世界志向の教育―アーレント思想受容の視点からの検討」。

指定討論者

水山光春(京都橘大学)

専門分野は、社会科教育学、特にシティズンシップ教育・環境教育。共著に、『事典 持続可能な社会と教育』(教育出版・2019年)、『「18歳選挙権」時代のシティズンシップ教育 日本と諸外国の経験と模索』(法律文化社・2019年)、など。日本シティズンシップ教育学会会長。

陳思聡(九州大学)

専門分野は、比較教育学、特に東アジアにおけるシティズンシップ教育。単著に、The Meaning of Citizenship in Contemporary Chinese Society: An Empirical Study through Western Lens (Singapore: Springer, 2018)。共著に、元兼正浩監修『教育制度エッセンス』(花書房・2021年)、など。

司会

蓮見二郎(九州大学)

専門分野は、政治理論・教育哲学。共著に、関口正司編『政治リテラシーを考える―市民教育の政治思想』(風行社・2019年)、直江清隆編『高校倫理の古典で学ぶ哲学トレーニング 2 社会を考える』(岩波書店・2016年)、など。

8.個人研究発表

本大会では、会員の皆様による自由研究発表を募集致します。個人研究発表は、発表15分、質疑応答5分の計20分です。 

留意点

  1. 発表者は日本シティズンシップ教育学会の会員(一般・学生)で、2022年度会費(2022年10月~2023年9月)を納入済みでなければなりません。
  2. 個人研究発表は、 1人1件に限ります。
  3. 共同発表の場合には、発表責任者が会員であることが必要です。

9.参加申し込み

参加申し込みは、以下のサイトより、オンラインにて受け付けております。会員・非会員の皆さまより、多くのご参加をお待ちしております。

  • 発表申込締切:2022年10月31日(月)18時
  • 発表要旨締切:2022年11月20日(日) 18時
  • 参加事前申込締切:2022年12月 3日(土)  18時      
  • 申込サイト:https://forms.gle/X2SwNRaMDTndUZtR7

10.参加費

  • 会員(一般):発表あり ¥2,000 / 発表なし ¥1,000(事前申込・事前振込)、¥1,500(当日受付)
  • 会員(学生):発表あり ¥1,000 / 発表なし 無料(事前申込・事前振込)、¥500(当日受付)
  • 非会員(一般):¥3,000(事前申込・事前振込)、¥3,500(当日受付)
  • 非会員(学生):¥1,000(事前申込・事前振込)、¥1,500(当日受付)

振込手数料は、ご負担いただきますようお願い申し上げます。一度お振込み頂いた参加費は返金ができませんので、金額について十分ご確認の上、お振込みをお願い致します。

振込先【郵便局 総合口座】

  • 記号・記号・11390-17762101
  • 名前:日本シティズンシップ教育学会

※他の金融機関から振込を行う場合

  •   銀行名:ゆうちょ銀行
  •   店番号:一三八
  •   預金種目:普通
  •   口座番号:1776210

11.お問い合わせ

日本シティズンシップ教育学会第3回大会実行委員会

  • 住所:〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学大学院法学研究院 蓮見二郎研究室気付
  • E-mail:jaced2022fukuoka〇gmail.com (〇を@に変えて送信)