緊急特別講座「ウクライナ問題を教室で語らうとすれば」(5月4日)

EVENTS

日本シティズンシップ教育学会では、大会・企画委員会ならびに事務局による企画として、緊急特別講座「ウクライナ問題を教室で語らうとすれば」を5月4日(水・祝)に開催いたします。日時、開催趣旨、申込方法等の詳細につきましては、以下をご参照ください。

【日 時】2022年5月4日(水・祝)16:30~18:30

【場 所】Zoom(IDならびにPASSはお申し込みをいただいた方に後日ご連絡いたします)

【タイトル】「ウクライナ問題を教室で語らうとすれば」

【形 式】提案及び総合討論

【登壇者】

  • 藤原孝章さん(同志社女子大学)
  • 杉浦真理さん(立命館宇治高校)
  • 鈴木賀津彦さん(元中日新聞記者)
  • 蓮見二郎さん(九州大学)
  • 宮本英征さん(玉川大学)
  • 小林亮さん(玉川大学)

【進行・コーディネーター】中平一義さん(上越教育大学)

【参加費】無料

【参加申込】https://forms.gle/DRKGmyMz3Eop1s8h8

※本講座は非会員の方も参加可能となっておりますので、ぜひご参加をいただけますと幸いです。またこれを機に入会をご検討いただけますと幸甚でございます。

【趣 旨】

今,ウクライナ問題が全世界に暗い影を落としていますが、学校や教育の現場においても、時事問題として取り上げる場面が多々あるかと思います。改めて「時事問題をどう取り扱えばよいのか」という問いに直面している方も多くおられるのではないでしょうか。

めまぐるしく情報が飛び交う社会の中での紛争や危機の取り上げ方については、常に議論の対象となってきましたが、突然の侵攻や長引く悲惨な状況に対して教室の子どもたちの多くが抱く不安や心細さ、「なぜ?」「どうして?」という疑問、ことばにすることすら難しい複雑に絡み合う感情に、私たちはどのように向き合えば良いのでしょうか。平和や人権をめぐるウクライナ問題は、まさにシティズンシップ教育の課題そのものとも言えます。

そこで今回、緊急に、特別講座「ウクライナ問題を教室で語らうとすれば」を企画しました。本講座では、学校のホームルームや授業等でこの問題を取り上げるとしたら、「何を話せばよいのだろうか?どう語り合えばよいのだろうか?」をメイン・クエスチョンといたします。そして、メディアリテラシー、歴史、国際政治、ユネスコの理念とグローバル・シティズンシップ教育といった多様な分野で活躍されている研究者や教員、報道関係の方々による、この問題を語らう上で忘れてはならない視点や見落としてはならない視点についての提言を踏まえ、参加者みんなで議論を深めたいと思います。

<主催>日本シティズンシップ教育学会(大会・企画委員会、学会事務局)

<今後の予定>5月14日(土) 日本シティズンシップ教育学会第3回研究集会「ユース・エンパワーメント:18歳成年時代の若者は、市民としてどう育っていくのか」

〈文責〉日本シティズンシップ教育学会事務局長 由井一成(早稲田大学)